国家公務員の獣医師求人

2011年11月16日 04時30分

近年、ペットの数が増加している。
ひとつは犬や猫などのペットを飼うこと自体がブームであること、その他、爬虫類などをはじめとした変わった動物を飼うことがファッションの一部であるという感覚になりつつあることや、1人暮らしやお年寄りなどが、寂しさから、心のよりどころを求めて、動物を飼うケースなどが挙げられる。
それに比例して、動物病院もまた盛況である。ペットとして飼われている動物たちには、人のように検診や予防接種、手術など様々な処置が必要だからだ。


ペットブームに比例して動物病院が増える中、獣医師はというと、あまり数が増えていないのが現状である。
なぜなら、獣医師は拘束時間が長いことや、急患の対応などで不規則な勤務時間であることが多く、家族と過ごす時間もままならないと言われるほどのハードワークなのだ。しかも、皆が思っているよりも給料が安い。大卒のサラリーマンか、それ以下であることもしばしばである。そこで、将来のための安定を求めて就職しようと思うなら、公務員になるのが賢い選択かもしれない。そこで、公務員の獣医師求人について少し触れよう。


実は、国家公務員にも獣医師求人があるのだ。
だが、この獣医師求人には戸惑う人が多い。公務員なのになぜ戸惑うのか。それは、動物たちの行政殺処分に立ち会うことが多いからである。動物病院に勤務する獣医師であれば、そのような場面にはほとんど出くわさない。
だが、記憶に新しい、近年の鳥インフルエンザや口蹄疫など、それらで多くの動物たちが処分された。こういったものにも立ち会うのが、国家公務員である獣医師の仕事である。
動物が好きでなる人が多い獣医師、人々のためとわかっていながらも、やはりつらい気持ちはぬぐいきれないのだという。安定した収入を得るか、自分の「動物が好き」という信念を貫くか。彼らが就職の際に一番悩むところであるという。